ホテルセリーヌ(山梨県)の恐怖体験 – 廃墟マニアが語る最恐の夜

この記事には広告が含まれます。当ブログは心霊や怪奇現象のロマンを楽しむエンターテインメントです。フィクションを含みます。

真夜中の廃墟ホテルで、私は決して忘れることのできない「何か」と出会ってしまいました。この体験を文章にすることさえ、今でも身震いが止まらないのです。しかし、この物語は語り継がれなければならない。なぜなら、これは単なる怪談ではなく、魂の記録だからです。

山梨県の山奥に佇む廃墟となったホテルセリーヌ。深い樹海に囲まれたその姿は、まるで異世界への入り口のよう。かつては華やかなリゾートホテルとして多くの観光客で賑わっていたこの場所が、今では日本有数の心霊スポットとして語り継がれています。昼なお暗い廊下、朽ち果てた客室、そして深夜になると聞こえてくる不可解な物音。この場所には、確かに「何か」が残されているのです。

僕は心霊スポットや廃墟の探索を10年以上続けてきました。日本全国、いや海外の廃墟まで訪れてきましたが、このホテルセリーヌでの体験は、これまでの探索の中で最も身の毛もよだつ経験となりました。今回は、その恐怖の一夜をお伝えしたいと思います。しかし、これは単なる怖い話ではありません。この物語の中には、人知を超えた存在との邂逅、そして彼らが私たちに伝えようとしているメッセージが込められているのです。

目次

ホテルセリーヌとは?山梨県の心霊廃墟スポットの全貌に迫る

山梨県の山間部、標高1200メートルに位置するホテルセリーヌは、1988年、バブル経済絶頂期に建設された大型リゾートホテルでした。総工費は当時の金額で実に50億円。その金額からも分かるように、このホテルは最高級のリゾート施設として構想されたのです。

敷地面積は約5万平方メートル、地上15階建ての堂々たる建物は、富士山を一望できる絶好のロケーションを誇っていました。総客室数は150室。スイートルームだけでも10室を備え、当時の山梨県では最大規模を誇る高級ホテルだったのです。

施設内には、大浴場「天空の湯」、温泉施設「セリーヌスパ」、フランス料理を提供する高級レストラン「ル・セリーヌ」、最大500人収容可能な大宴会場「クリスタルホール」などを完備。特に結婚式場としての人気は抜群で、週末ともなれば県内外から多くのカップルが訪れていました。

当時の従業員の証言によると、最盛期には年間100組以上のカップルがこの場所で人生の門出を祝ったといいます。「私も何度か結婚式の担当をしましたが、どのカップルも最高の笑顔を見せてくれました」と、元スタッフの田中さん(仮名)は当時を懐かしそうに振り返ります。

しかし、1990年代後半、バブル経済の崩壊とともにホテルセリーヌの経営は急速に悪化していきました。観光客の減少、借入金の返済困難、施設の維持費用の増大。そして1998年10月13日、突如として営業を停止。従業員たちにも突然の解雇通告が出されたといいます。

「その日は普通に営業していたんです。でも夜になって突然、『明日から来なくていい』って。お客様にも急に退館をお願いすることになって…」と、最後まで働いていた元従業員は語ります。

以来、この建物は20年以上もの間、放置されたままとなっています。しかし、ホテルの灯りが消えてからこそ、新たな「住人たち」の存在が囁かれ始めたのです。

ホテルセリーヌの心霊現象と怪談 – 目撃者たちの証言から浮かび上がる異界の実態

ホテルセリーヌの心霊現象 – 訪問者が目撃した幽霊の正体に迫る

最も頻繁に目撃されているのは、白いウェディングドレス姿の女性の霊です。特に13階の廊下や大浴場付近での目撃例が顕著で、2015年以降だけでも50件以上の目撃情報が寄せられています。

「お客様、お帰りですか?」「私の結婚式、見に来てくださいますか?」といった声をかけられたという証言は、実に30件以上。しかも不思議なことに、目撃者の証言はほぼ一致しているのです。身長160センチメートル程度、20代後半と思われる女性、やや前かがみの姿勢、そして悲しげな表情…。

特に印象的なのは、2019年夏に訪れた心霊写真研究家の木村氏の証言です。「私は懐疑的な立場で調査に来たのですが、あの体験は科学では説明がつきません。彼女は実在したんです。それも、単なる映像や残像ではなく、確かな意思を持った存在として」

地元の古老によると、このホテルの営業終了直前、13階で不可解な火災が発生。その際、結婚式を翌週に控えていた女性客が煙を吸って亡くなったという噂があるといいます。実際、この階の壁には今でも大きな焦げ跡が残されています。

より衝撃的なのは、その火災の原因です。当時の消防署の記録によると、出火原因は「不明」とされています。しかし、ある元従業員は驚くべき証言を残しています。「あの日、13階から煙が出始めた時、私は確かに見たんです。赤い着物を着た女性が、廊下の突き当たりに立っているのを…」

また、深夜になると地下の大浴場から女性の泣き声が聞こえてくるという噂も絶えません。「助けて…」「寒い…」「どうして…」といった声が、静寂を破って響き渡るのです。2017年には、プロの音声収録チームが長時間の録音調査を実施。深夜2時15分頃、確かに女性の泣き声らしき音が録音されました。

さらに、エレベーターホールでは制服姿のスタッフの霊が目撃されています。「何か御用でしょうか?」と丁寧に声をかけてくるそうです。特徴的なのは、この従業員の霊が、かつての制服を完璧に着こなしているという点。ネクタイの色や名札の位置まで、当時のホテルの規定通りだったといいます。

ホテルセリーヌで撮影された心霊写真の謎 – 写真に映り込んだ異次元からのメッセージ

心霊スポットとして知られるホテルセリーヌですが、特に注目を集めているのが数々の心霊写真です。2015年に廃墟探索家の山田氏が撮影した「13階の花嫁」は、心霊写真研究家からも高い評価を受けています。

この写真には、廊下の突き当たりに立つウェディングドレス姿の女性が写っています。顔は壁の方を向いていますが、髪型や服装の細部まで鮮明に確認できるのです。写真分析の専門家による詳細な調査でも、画像加工や合成の形跡は一切見つかりませんでした。

さらに興味深いのは、この写真に写り込んだドレスのデザインです。専門家の分析によると、それは1990年代後半に流行した特定のブランドのものと一致するといいます。「まるで、その時代のままの姿で写り込んでいるかのよう」と、ウェディングドレスの専門家は証言しています。

2018年には、元従業員だったという男性が、営業していた当時に撮影した写真を公開。結婚式の集合写真なのですが、参列者の後方に、今でも目撃される制服姿のスタッフと酷似した人影が写り込んでいたのです。しかし、撮影時にその場にいた覚えは誰にもないといいます。

特に注目すべきは、その人影の持つ特徴です。左手に腕時計、右手にはボールペン、そして胸には「中村」という名札。これらの特徴は、かつてこのホテルで働いていた中村美咲さん(仮名)と完全に一致するのです。中村さんは、このホテルの開業時から勤務していた古参スタッフでしたが、営業停止の2ヶ月前に急逝したとされています。

ホテルセリーヌの怖い話と都市伝説 – 語り継がれる不可思議な物語の真相

ホテルセリーヌには、数々の怪談や都市伝説が存在します。中でも最も有名なのは「13階の花嫁伝説」です。この物語は、実際の事件報道や地元の古老たちの証言をもとに構成されています。

1998年9月28日、結婚式を翌週に控えた佐藤梓さん(仮名)が13階の客室で就寝中、不可解な火災に遭遇。濃煙を吸入し、帰らぬ人となったといいます。不思議なことに、火災の発生源は特定されず、客室内には燃えた形跡すらなかったそうです。ただ廊下の壁に、大きな焦げ跡だけが残されていました。

さらに興味深いのは、事故から数日後、ホテルの従業員が目撃した光景です。深夜の巡回中、13階で真っ白なウェディングドレス姿の女性を発見。声をかけようと近づいたところ、女性は振り向きもせずに「私の結婚式、もうすぐなんです」とつぶやき、霧のように消えていったといいます。

また、大浴場には「赤い靴の少女」の噂も根強く残っています。1992年の夏、ある家族連れが宿泊した際、6歳の娘が大浴場で行方不明になったというのです。大規模な捜索が行われましたが、発見されたのは赤い子供靴だけ。それ以来、深夜の大浴場では赤い靴を履いた少女の霊が、「お母さん、お母さん」と泣きながら歩き回っているという目撃情報が絶えません。

2016年には、実際にその赤い靴の足音が録音されたという報告も。心霊音声研究家の分析によると、その足音は6歳程度の子供の体重に相当する重さで床を踏む音と一致するそうです。

さらに、このホテルには「永遠のフロント係」という都市伝説も。営業停止の知らせを受けた日、ベテラン従業員の一人が「私はこのホテルを離れません」と宣言。その夜、フロントデスクで倒れているところを発見されたものの、病院に搬送される前に姿を消してしまったというのです。

それ以来、深夜のロビーでは今でも、完璧な制服姿のフロント係が「いらっしゃいませ」と出迎えてくれるという噂が。特に雨の夜には、その目撃情報が増えるといいます。「傘立てのサービスもしてくれる」という証言まであるほどです。

興味深いのは、これらの怪談が単なる恐怖話として語られるだけでなく、それぞれに深い人間ドラマが秘められている点です。結婚式を挙げられなかった花嫁、家族との再会を願う少女、そして beloved なホテルを離れられない従業員。彼らの想いは、この建物に深く刻み込まれているのかもしれません。

ホテルセリーヌの廃墟探索レポート – 恐怖の現場を徹底調査

廃墟マニアが語るホテルセリーヌ – 最恐の夜の体験談と衝撃の真実

私がホテルセリーヌを訪れたのは、2023年8月末の満月の夜でした。10年以上の廃墟探索経験を持つ私ですが、この場所には明らかに異質な空気が漂っていました。それは単なる廃墟特有の不気味さではなく、何か意思を持った存在の気配とでも言うべきものでした。

現地に到着したのは、日が沈みかけの午後6時頃。夕暮れ時の廃墟ホテルは、夕日に照らされて不気味な影を落としていました。15階建ての巨大な建物は、まるで生きているかのように、私たちを見下ろしているような錯覚すら覚えます。

正面玄関には、今でも「HOTEL CELINE」の文字が確認できます。「C」の文字だけが外れかけ、風に揺られて不規則な音を立てています。錆びついた金具と風化した木材がかろうじて形を保っているその扉は、まるで別世界への入り口のよう。

扉を開けると、かつての豪華さを物語るロビーが姿を現れました。天井からは巨大なシャンデリアが今にも落ちそうに揺れており、その揺れが作る影が、幻想的な模様を床に描き出しています。朽ちたフロントデスクの向こうには、立派な大理石の階段。床には高級カーペットの切れ端が散らばり、壁には色あせた絵画がかかっています。

特に印象的だったのは、フロントデスクに残された古びた宿泊者名簿です。最後の日付は1998年10月13日。その日の最後の記帳には、「佐藤梓・和也」のカップル名が。これは、あの花嫁伝説の主人公と同じ名前でした。偶然なのか、それとも…。

探索を始めて間もなく、最初の異変が起きました。デジタルカメラのバッテリーが、満充電だったにもかかわらず、急激に減少し始めたのです。これは心霊スポットでよく報告される現象ですが、その減り方は尋常ではありませんでした。

さらに不可解だったのは、気温の変化です。8月下旬の蒸し暑い夜だったにもかかわらず、建物内に入ると急に涼しく感じられました。温度計で計測すると、なんと外気温より10度以上も低い18度。しかも、その寒さは場所によって大きく変化するのです。特に13階の廊下と大浴場付近では、さらに気温が下がりました。

不気味な建物 – ホテルセリーヌの廃墟に潜む謎と恐怖の痕跡

1階のメインロビーから探索を開始しました。かつてのレストラン「ル・セリーヌ」は、高級フランス料理店の面影を残しながらも、今では荒廃の極みといった様相です。テーブルや椅子は無造作に散乱し、シェフ自慢のキッチンには古びた調理器具が放置されたままでした。

特に印象的だったのは、ワインセラーの跡地です。かつては1000本以上のワインを保管していたという地下室には、今でも数十本のワインボトルが残されています。そのほとんどは割れているのですが、不思議なことに一本だけ完全な状態で残されていました。1998年のヴィンテージ、しかもウェディング用の特別なボトルです。

2階には巨大な宴会場「クリスタルホール」があります。天井まで届く大きな鏡は、所々がひび割れているものの、まだその形を留めています。この鏡には奇妙な特徴がありました。姿を映すと、自分の動きに少し遅れて映像が追従してくるのです。まるで、鏡の中の自分が別の意思を持っているかのような不気味な感覚。

3階から12階までは主に客室フロア。どの部屋も荒れ果てていますが、特に印象的だったのは、832号室の状態です。他の部屋が完全に荒らされているのに対し、この部屋だけは不自然なほど整然としていました。ベッドはきちんと整えられ、タオルも畳まれ、まるで今でも誰かが清掃しているかのよう。

さらに不可解なのは、室内の温度です。真夏だというのに、この部屋だけ異常に寒い。温度計で測ると、なんと13度。しかも、部屋の中央に立つと、何か視線を感じるのです。特に、バスルームのドアの方向から。

このホテルの最大の特徴は、13階の存在です。エレベーターは勿論使えないため、狭い非常階段を一つずつ上がっていきます。12階まではただの廃墟でしたが、13階だけは明らかに異質な雰囲気が漂っていました。

階段を上がり切った瞬間、空気が一変します。それまでの埃っぽい匂いが消え、かすかに花の香り…そう、ウェディングブーケのような甘い香りが漂ってきたのです。廊下の突き当たりには、確かにあの大きな焦げ跡。火災の痕跡は今でも生々しく残されています。

呪われた場所 – ホテルセリーヌでの衝撃の心霊体験の記録

13階の探索中、最も衝撃的な出来事が起こりました。午後11時15分、廊下の奥からカタカタという音が聞こえ始めたのです。まるでハイヒールの音のよう。でも、この階には私一人のはずです。

音は次第に近づいてきました。懐中電灯で照らすと、廊下の突き当たりに人影が。白いドレスを着た女性が、壁に向かって立っているのです。私は息を殺し、その場に立ちすくみました。

するとその人影が、ゆっくりとこちらを向きます。顔は…ありませんでした。ただ、頬から涙が流れ落ちているように見えました。そして、かすかな声が聞こえてきたのです。「私の結婚式…見てくださいますか…?」

この時撮影した写真には、確かに白いドレス姿の人影が写っています。専門家による解析でも、写真に加工や合成の形跡は見られませんでした。さらに興味深いのは、人影の後ろの壁に写り込んでいた日付です。「1998.10.13」…ホテルの営業最終日を示す数字でした。

大浴場での体験も忘れられません。地下1階にある「天空の湯」は、かつては100人以上が同時に入れる大きな温泉施設でした。今では緑色の水が溜まっているだけですが、この場所での温度変化は特に顕著です。

水面に映る月明かりの中、私は確かに見ました。浴槽の縁に座る小さな人影を。赤い服を着た幼い少女…。しかし、その姿は一瞬で消え、代わりに「お母さん…」という声だけが残されました。

さらに衝撃的だったのは、脱衣所で見つけた赤い子供靴です。古びてはいますが、まるで誰かが大切に保管していたかのように、きれいな状態で置かれていました。靴の中には、「美咲ちゃんへ」と書かれた古い名札が…。

この靴を持ち帰ろうとした瞬間、急に激しい頭痛に襲われました。同時に、脱衣所の鏡に映った自分の後ろに、少女の姿が…。私は急いでその場を離れ、靴はそのままにしました。

不思議なことに、これらの体験は恐怖というより、深い悲しみを感じさせるものでした。まるで、彼女たちは自分たちの物語を誰かに聞いてほしいかのように…。

ホテルセリーヌの妖怪伝説と噂の真相 – 歴史と伝説が織りなす怪異の世界

ホテルセリーヌに現れる妖怪伝説とは?恐怖の正体に迫る

このホテルセリーヌには、心霊現象だけでなく、古くからの妖怪の目撃情報も数多く残されています。特に有名なのが「赤い着物の女」です。地元の古老たちによると、このホテルが建つ前から、この山には特別な存在が住んでいたといいます。

「この土地は神聖な場所だった」と、地域の神社の宮司、佐々木氏は語ります。「江戸時代から、この山には山の神が宿ると言い伝えられてきました。特に、満月の夜には赤い着物を着た女性の姿で現れ、旅人を守護したという記録が残っています」

実際、ホテル建設前の1987年、開発に反対していた地元の古老たちは、「山の主を怒らせることになる」と繰り返し警告していました。その予言は、建設工事中に的中することになります。

1987年12月、基礎工事の最中に起きた最初の事故。重機が突然動かなくなり、点検しても原因が分かりません。そして作業員たちは、工事現場の端に赤い着物姿の女性が立っているのを目撃したのです。

その後も不可解な出来事は続きました。夜間に工事現場から奇妙な唸り声が聞こえる、資材が勝手に移動している、工事用の図面が何度も書き換えられている…。ある朝には、前日まで整地されていた場所に、巨大な岩が突如として現れたこともあったそうです。

それでも工事は強行されました。しかし、その「祟り」は完成後も続いたのかもしれません。開業から閉館までの10年間、ホテルでは説明のつかない事故や怪異現象が相次いだからです。

特に印象的なのは、1992年に起きた「赤い月の事件」です。満月の夜、ホテル全体が突如として赤い光に包まれ、全ての電気が消えました。その時、ロビーには赤い着物の女性が立っていたといいます。彼女は「このホテルに残された時間は、あと七年…」とつぶやき、消えていったそうです。

そして実際に、その7年後の1999年、ホテルは営業を停止することになったのです。「山の神の予言は、的中してしまった」と当時を知る従業員は振り返ります。

幽霊の噂と心霊スポットランキング – 全国でも屈指の心霊スポットの真実

現在、ホテルセリーヌは日本の心霊スポットランキングでも常に上位にランクインしています。特に、心霊写真の撮影成功率の高さは群を抜いています。2020年に行われた心霊スポット調査では、訪問者の実に45%が何らかの異常現象を体験したと報告しているのです。

特筆すべきは、これらの体験の多くが複数人によって同時に目撃されているという点です。一般的な心霊スポットでは、個人の体験や単独での目撃が多いのですが、ホテルセリーヌでは集団での目撃例が非常に多いのが特徴です。

例えば、2021年に行われた心霊調査では、6人のチームメンバー全員が同じ現象を目撃しています。13階の廊下で遭遇した花嫁の姿、大浴場から聞こえた子供の泣き声、そしてエレベーターホールで出会った制服姿のスタッフ。これらの体験は、全員の証言が驚くほど一致していたといいます。

また、この場所の特徴として、カメラやセンサーなどの電子機器への影響が顕著であることも挙げられます。バッテリーの急激な消耗、異常な電磁波の検出、音声録音機器への干渉など、科学的にも説明の難しい現象が多数報告されています。

2022年には、某テレビ局の取材班が最新の撮影機材を持ち込んで調査を実施。その際、通常では起こりえない機材の誤作動や、不可解な映像の乱れが発生しました。特に13階では、全ての機材が同時に停止するという前代未聞の事態に見舞われたのです。

心霊写真に関しても、プロの写真家や研究者からの評価は極めて高いものとなっています。「通常の心霊写真は、ほとんどが光の反射や気象現象で説明がつきます」と語る心霊写真研究家の田中氏は、「しかし、このホテルで撮影された写真の中には、既存の知識では説明できないものが多数存在する」と指摘します。

特に注目されているのが、2023年初頭に撮影された「三重影の花嫁」と呼ばれる写真です。この写真には、同じウェディングドレス姿の女性が三重に重なって写っており、しかもそれぞれが異なる方向を向いているのです。写真分析の専門家による徹底的な検証でも、画像加工や多重露光の形跡は一切確認されませんでした。

ホテルセリーヌの映像記録とホラー動画 – 映像が捉えた衝撃の瞬間

ホテルセリーヌで撮影されたホラー動画 – その衝撃の映像の真相に迫る

2019年7月、あるユーチューバーが撮影した動画が、インターネット上で大きな反響を呼びました。深夜の13階を撮影していた際、突如として背後から「カタカタ」という足音が。振り返ると、廊下の奥にウェディングドレス姿の人影が立っていたのです。

この動画の特筆すべき点は、その映像の鮮明さにあります。一般的な心霊映像は不鮮明なものが多いのですが、この映像では白いドレスの質感や、髪型の細部まではっきりと確認できるのです。

さらに衝撃的なのは、その人影が徐々にカメラに近づいてくる様子が映像に収められていること。約30秒間、人影はゆっくりと前進し、その間、周囲の温度が急激に低下していく様子が、カメラの温度センサーにも記録されていました。

途中、カメラの電池が急激に消耗し、映像は途切れてしまいましたが、この数十秒の映像は心霊現象研究家たちの間でも大きな議論を呼んでいます。「これほど鮮明な心霊現象の映像は、世界的に見ても稀少」と専門家も指摘しています。

2020年には、プロの映像制作チームによる本格的な調査も実施されました。赤外線カメラ、熱感知カメラ、超高感度カメラなど、最新の機材を駆使しての撮影です。その結果、通常の可視光では捉えられない様々な現象が記録されました。

特に注目されたのは、大浴場で撮影された映像です。赤外線カメラは、誰もいないはずの浴槽の縁に、小さな人影が腰かけている様子を捉えています。熱感知カメラでも、その場所だけ異常な低温を示していたのです。

また、13階の廊下では、不可解な光の玉が浮遊する様子も記録されました。これらの光球は、一定のパターンで動き回っており、単なる埃や虫ではないことは明らかでした。専門家の分析によると、これらの光球は「意思を持って動いているように見える」とのことです。

廃墟マニアの訪問記録 – ホテルセリーヌの全貌と新たな衝撃の発見

2022年には、日本廃墟探索協会による大規模な調査が実施されました。建築の専門家、心霊研究家、歴史学者など、様々な分野の専門家たちが参加したこの調査で、新たな事実が次々と明らかになっています。

まず注目すべきは、建物の構造的な特徴です。建築家の山本氏によると、このホテルには通常のホテルには見られない特異な設計が施されているといいます。「13階の天井高が他の階より30センチ高い」「廊下が微妙な曲線を描いている」「大浴場の床面が北斗七星の形に配置されている」など、設計図からは読み取れない不可思議な特徴が多数発見されました。

また、元従業員の証言から、営業当時から様々な怪奇現象があったことも判明しています。「エレベーターが勝手に13階で停まる」「結婚式場に深夜、オルガンの音が響く」「客室の鏡に映る景色が実際とは異なる」など、既に営業中から、この建物には何か特別な「力」が宿っていたようです。

最も衝撃的だったのは、地下室での発見です。通常の設計図には記載のない隠し部屋が見つかったのです。その部屋には、開業前に行われた「地鎮祭の記録」が保管されていました。それによると、この土地の「山の神」を鎮めるため、特別な儀式が執り行われたものの、途中で中断を余儀なくされたという記録が残されていたのです。

さらに、2023年の調査では、防音室として使用されていた一室から、不可解な音声記録が発見されました。開業当時のスタッフミーティングを録音したテープには、誰も気付かなかった異常が記録されていました。通常の会話の背後に、かすかに女性の泣き声や、子供の笑い声が混ざっているのです。音声分析の専門家は「これらの音声は、ミーティングが行われた時点で既に録音されていた可能性が高い」と指摘しています。

このホテルの歴史を紐解くと、建設前からの不吉な前兆が次々と見つかります。地元の古老が警告した「山の神の祟り」は、単なる迷信ではなかったのかもしれません。建設工事中の不可解な事故、開業後の怪異現象、そして突然の営業停止。全ては、この土地が持つ特別な「力」と関係していたのではないでしょうか。

まとめ:ホテルセリーヌの廃墟と心霊現象の魅力 – 終わらない物語の続きへ

ホテルセリーヌは、単なる廃墟以上の存在です。ここには確かに、人知を超えた「何か」が存在しています。しかし、それは必ずしも恐ろしいものばかりではありません。むしろ、私たちに何かを伝えようとしているかのようです。

結婚式を挙げられずに亡くなった花嫁、母親との再会を願い続ける少女、そして永遠にホテルに留まることを選んだスタッフたち。彼らの想いは、この建物の壁に深く刻み込まれ、今なお物語を紡ぎ続けているのです。

取材を通じて分かったのは、このホテルの持つ不思議な魅力です。確かに心霊現象は存在します。しかし、それは私たちに危害を加えようとするものではなく、むしろ自分たちの物語を誰かに聞いてほしい、理解してほしいという切実な願いの表れなのかもしれません。

特に印象的だったのは、全ての目撃情報に共通する「悲しみ」の要素です。白いドレスの花嫁は決して攻撃的ではなく、ただ寂しげに廊下をさまよっています。赤い靴の少女は、ただ母親に会いたがっているだけ。そして、制服姿のスタッフは、今でも変わらぬ誠実さでお客様をお迎えしようとしているのです。

歴史的な観点からも、このホテルは貴重な存在です。バブル期の華やかさと、その崩壊後の哀愁。日本の近代史の縮図とも言えるこの建物には、様々な人々の喜びや悲しみ、願いや後悔が詰まっています。

さらに、この土地が持つ古くからの神聖さも見逃せません。山の神の伝説は、私たちに自然との共生や畏敬の念の大切さを教えてくれているのかもしれません。

今もなお、ホテルセリーヌには多くの謎が残されています。なぜ13階だけが特別なのか。なぜあの日、突然営業を停止することになったのか。そして、あの赤い着物の女性の正体とは…。

これらの謎は、おそらく完全には解明されないでしょう。しかし、それこそがこの場所の魅力なのかもしれません。ホテルセリーヌは、私たちに「理解できないものの存在」を静かに教えてくれているのです。

もしあなたもこの不思議な物語の続きを見つけに行きたくなったら、十分な準備と覚悟を持って訪れることをお勧めします。ただし、決して一人では訪れないでください。そして何より、この場所と、ここに残る存在たちへの敬意を忘れずに。

きっと、あなたにしか見えない「何か」との出会いが、そこで待っているはずです。

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