
株式会社Mother Earth

〒669-6201 豊岡市竹野町竹野3396-1
0796-43-6888
海の家事業、ジオカヌー事業、「お宿 海の音」の運営
先輩社員に聞いてみた
\ 答えてくれた先輩 /
阪田 未来 さん
2019年入社(春日丘高校~神戸動植物環境専門学校卒)

ー まずは、なぜ竹野に至るまでのストーリーを教えて下さい!
マリンアクティビティがしたくて、専門学校を出てまず沖縄に行ったんです。シーカヤックやマングローブカヤックのガイドなんかを1年近くしていました。沖縄での生活は楽しかったけど、なんて言うか…沖縄って、住むところじゃない気がして…仕事しないで、遊びたくなっちゃうんですよね。それで、いったん大阪に帰ってきてUSJで2年ほどアルバイトしていました。でもやっぱり、海に帰りたくなってきて(笑)。ネットなどを使っていろんなところを探してみたんですけど、竹野の海がキレイすぎて、ここに来ました。

ー そんなに海が好きになったきっかけは?
高校時代はダンス部で踊っていました。その頃は動物の飼育員になりたかったので、そのコースがある専門学校に進みました。ところが、実際に動物の世話をしているうちにちょっと体調が悪くなって…アレルギーがあったみたいなんです。そんな時、学校の研修旅行で行った屋久島で、シーカヤックに出会って面白さに取りつかれてしまいました。専門学校には自然環境のコースもあったのでそちらに移り、海と生きることを決めました。

ー 今の阪田さんのお仕事は?
宿での接客業務と、ジオカヌーのガイドですね。夏場は朝から夕方までずっとカヌーのガイドをして、夕方から夜まで宿での仕事をして、なかなか大変です。
それよりも本当に大変なのは、人をまとめることですね。夏には短期スタッフの方たちが来られて、そのまとめ役も私の仕事なんですけど、やはり短期スタッフですし、趣味の延長の感覚で来られる方が多いので、いろんな価値観の人がいて…人をまとめることの大変さを、とても感じています。

ー 大阪生まれの阪田さんにとって、但馬での暮らしは?
田舎は好きなので、全然苦になりません。交通がちょっと不便だなとは思いますが。こちらでたくさん友達ができたわけではないのですが、もともと一人旅なんかも好きなタイプですし。
ただ、コロナで4月~5月に休業していた時は、本当にすることがなくて…毎日海岸を散歩していました。日によって、出会う動物が違ったり、咲いている花を見つけたり、それはそれで楽しかったです!
!上司から一言
いつも楽しそうに仕事をしてくれる、職場のムードメーカーです。それだけでなく、短期スタッフのまとめ役として、私たちの指示をかみ砕いて伝えて仕事を進めてくれる、大切な右腕です。
!取材を終えて
コロナでの休業中は「大阪に帰るか?」と聞かれたそうですが、それでも但馬にとどまった阪田さん。「きれいな海とともに暮らす」ことができればそれに勝ることはないという笑顔でした。そして、そんな阪田さんを見守る宿の方々の優しいまなざしもまた印象的でした。