企業詳細

タジマ食品工業株式会社

食品屋さん
住所

〒669-5328 豊岡市日高町東芝435

TEL

0796-42-1095

仕事内容

自然豊かな豊岡の地で、人びとの健康と豊かな生活創りに貢献すべく、各種粉末たん白や食品添加物製剤の製造ならびに植物性抽出医薬品(原薬)と健康食品素材の製造に携わっています。

先輩社員に聞いてみた

\ 答えてくれた先輩 /

山本 菜月 さん

品質管理課

2018年入社(豊岡高校~岡山県立大卒)

\ 答えてくれた先輩 /

武田 泰樹 さん

製造部製造二課

2019年入社(出石高校~摂南大卒)

「タジマ食品工業」という名前からは、私たちが普段食べている食料品を作っている会社を連想しますが、それは半分正解で、半分不正解。では一体何を作っている会社なのか、まずはそこから伺いました!

ー 山本さんはこの会社でつくられているものって?

(山本)この会社では、食品の添加物や医薬品の原薬を作っています。

ー 原薬ですか?!では、山本さんはどんなお仕事を?

(山本)私は品質管理を担当しています。まず、この会社に入ってくる、原材料となる粉末などを検査して、それが正しい材料なのか、混入物がないかなどを調べます。そして、出来上がった製品についても同様に検査をします。

ー 武田さんはどんな仕事をされているんですか?

(武田)私は、「エキス末」の製造を担当しています。エキス末というのは植物のエキスを粉末にしたもので、薬や健康食品の材料になります。植物を熱湯に浸してエキスを抽出し、それを粉末にします。作業としては、平たく言うと、お茶を入れるのをイメージしていただけるといいかもしれません。もちろんお茶の葉ではなく、薬効成分のある植物からエキスを抽出しています。

ー なんとこんな専門的なお仕事がこの但馬にあったとは!

ー そんなお二人の学生時代のお話を聞かせて下さい!

(山本)高校時代は、ソフトボール部でマネージャーをしていました。運動は得意じゃなかったのと、女子ばかりの世界で気楽だったので、楽しんでやっていました。決して強いチームではなかったけど、最後の試合で1勝して、それはうれしかったです。小さいころから料理やお菓子作りが好きだったので、進学するにあたっても「食」に関わる方向に進みたくて、栄養学科を選びました

ー 武田さんは?

(武田)小学校時代から剣道をしていて、高校時代も剣道部でした。最初なかなか勝てなかったころ、顧問の先生に厳しく怒られました。一本取られたくなくて、逃げの剣道になっていたんですね。それから自分から前に出るようになって、あまり負けないようになりました。
高2のころ、生物の授業が面白いと感じたんです。特に「遺伝」に興味を持ちました。それで、生物学を勉強できる大学に進みました。

ー 岡山の大学生活はどうでしたか?

(山本)大学があったのは、岡山市と倉敷市の間にある総社市というところで、豊岡と同じくらいの田舎でした(笑)。

ー どんな勉強を?

栄養学科は高校の1クラスと同じくらいの人数で、4年間同じメンバー。実験の授業も多かったんですけど、例えば「ある蛋白質にある物質を加えるとアレルギー反応は起きるか」の実験とか、結果が出るまですごく時間がかかるんです。いろいろと、のんびりしてました。

ー 武田さんは理工学部ですよね?

はい、学科は「生命科学科」です。

ー ちなみに研究内容は?

卒業研究のテーマは、「ネズミの臓器から蛋白質をとって、特定のたんぱく質がどこにあるか調べる」といったものでした。大学があったのが大阪とはいえ寝屋川市でしたし、実験も多かったので、遊ぶ相手はいつも同じ大学の友達でした。生命科学科は1学年90人で、学部の中では比較的女子の比率が高かったとはいえ4分の3は男子でしたし、正直かなり地味な大学生活でしたが、蛋白質の実験は楽しかったです。

ー お二人とも、仕事内容だけでなく、大学時代の勉強内容も専門的ですね!

ー お二人がこの会社を選んだ理由は?

(山本)やはり食品関連を第一志望に、いろいろ調べました。目に入るのは阪神間の会社が多く、実際説明会にも行きましたが、「自分がここで日々やっていけるだろうか」と自問自答する日々でした。そんな折に但馬の企業の合同説明会で初めてこの会社のことを知りました。添加物とか蛋白質とかを作っているのを知って「こんな会社があったのか」と正直驚きましたその頃には地元でのびのび仕事をするのが性に合っているように感じていたこともあり、この会社を選びました。
(武田)高校時代には都会への憧れがあったんですが、大学2年くらいで「もうええわ」と感じました(笑)。説明会でこの会社に出会って興味を持ち、見学に行ったら大学時代に実験で使っていた機材と同じようなものがあってビックリしました。実験が好きだったので、そんな仕事ができるのであればやってみたいなと思いました。

ー 実際に会社に入って、どうでしたか?

(山本)仕事の内容としては思った通りでした。地元で、実家から通えるというのは気持ちが楽ですし、品質管理というのは仕事の分担がはっきりしているので自分のペースで仕事ができるというのも自分に合っていると思います。職場の雰囲気も、とてもいいです。

ー 武田さんは、どうでしたか?

私も、周囲の皆さんにやさしくしてもらっていますし、みんなと地元が一緒だという安心感もあって、いい雰囲気の中で仕事をしていますただ、決してミスをできないという緊張感はありますね。作っているのが食品や医薬品の原薬という、最終的に人の口に入るものだということもありますし、作業の面でも、熱湯とか蒸気とか重たい機材とかを使っているので、少しの気の緩みが大ケガにつながる仕事だということもあります。

!上司から一言

山本さんは優しく朗らかな性格で、細やかな気配りもできる素敵な女性です。一方で、芯はしっかりとしていて、自分が納得できるまで全力でぶつかっていくという積極的な一面も持ち合わせた頑張り屋さんです。
武田さんは2年目に入って環境にもなじみ、仕事にも慣れてきました。今後も焦らず、目配り・気配りを心がけて成長していってほしいと思います。

\ 山本さんから後輩たちへのメッセージ /

大学に行って世界が広がったと感じています。外に出てわかる地元の良さというのもありますし、進学などで一回外に出るというのはいい経験になると思います。実際に外の世界を見た上で、考えが変わって地元に帰りたいと思う人もきっといると思います。

\ 武田さんから後輩たちへのメッセージ /

高校生の時は、後悔しないようにやりたいことをやってほしいと思います。やりたいことが見つかったらそれをとことん突き詰めてほしいと思います。そして、それぞれ家庭の事情もあると思いますが、事情が許せば一回外の世界を見てほしいですね。

!取材を終えて

お二人に「仕事で『やった!』『成功した』みたいな経験はありましたか」と聞くと、二人とも「……」と考え込んでいました。考えてみたら、お二人の仕事って「ミスが許されない、常に100点を求められる仕事」なんですね。そのプレッシャーは大きいはずなのですが、二人とも今の職場に満足を感じていることが、その言葉からも表情からも十分に伝わりました。

※この記事は2020年10月に取材したものです。

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