
但陽信用金庫

〒675-0064 加古川市加古川町溝之口772
079-422-7721
信用金庫法にもとづく業務 (預金、融資、為替、代理業務、保険販売業務、登録金融機関業務、確定拠出年金業務ほか)
先輩社員に聞いてみた
\ 答えてくれた先輩 /
増田将大 さん
和田山支店
2015年入行(姫路南高校~神戸学院大卒)
\ 答えてくれた先輩 /
山中勇人 さん
生野支店
2017年入行(高砂南高校~甲南大卒)

ー 増田さんの学生時代は?
(増田)姫路出身で姫路市内の高校に進みました。高校では生徒会活動に取り組んでいて、学校行事の運営に関われたのはいい経験になりました。一番印象に残っているのは、企画をすべて生徒で考えて開催した、中学生向けのオープンハイスクールです。男子と女子の制服を交換して着て見せたりして、自由な校風をアピールできたと思います。
大学では、医療心理学を勉強しました。本当は脳科学に憧れがあったのですが、理系科目より文系科目の方が得意だったので…ここには脳神経系の先生もいらっしゃって、認知症などの臨床的な勉強もできました。

ー 山中さんの学生時代は?
(山中)高砂出身で、高校も高砂市内で進みました。高校では途中からソフトテニス部に入りました。テニスは初めてだったのですが、高校で仲良くなった友人が何人も入っていたので…大会で入賞を目指すとかいうことよりも、とにかく仲間と楽しく部活をしていました。2年生の終わりに行った2泊3日の合宿は、高校時代の一番の思い出です。
大学では、英文科に進みました。英語の教師をめざして教職を取ろうとしていたのですが、取らなくてはいけない単位が多すぎて…でも、英語はもともと好きだったので、教職をあきらめた後も楽しく勉強していました。

ー 増田さんのどのように就職活動を?
(増田)当初は具体的にやりたいことのイメージがなく、就活を進めながら考えていこうと思っていました。説明会で、但陽信用金庫がボランティアに力を入れていることや、「地域の『よろず相談所』として、お客様のあらゆる悩みの相談に乗っていく」という企業理念を知り、自分自身の考え方とマッチすると感じて、ここを第一志望に決めました。

ー 山中さんの就職活動は?
(山中)英語が好きだったので、海外と関わるような仕事をできる会社の説明会にもいくつか行きました。ただ、どの会社も東京への転勤が避けられないことが分かり、途中から地元企業への就職にシフトチェンジしました。その中でここに決めたのは、説明会の印象が大きかったですね。単に説明を受けるスタイルではなく、参加した学生でグループを作って脱出ゲームのようなことをしたんです。脱出のためには金融の知識がカギになったりしたのですが、ユニークな企業だと思って興味を持ち、その後ここの経営理念を知って、入りたいと思うようになりました。

ー 実際に入ってみてどうでしたか?
(山中)うちでは最初の新人研修が終わった段階で、新人の中から一人が、理事長の運転手兼秘書役に選ばれるんです。私はそれに選ばれ、1年間理事長に付いていろいろな会合に参加させていただきました。もちろん「カバン持ち」の役割ではあるのですが、普通の新入社員では行けないようなところに行けましたし、礼儀やマナーについてもとても鍛えられました。
(増田)実は私も、山中くんの2代前の秘書役でした。全国の信用金庫の理事長が一堂に会するような会合でお話を聞いた時には、同じ信金でも経営方針や社風にこれほど違いがあるのかと驚きました。本当に貴重な経験をさせてもらいました。
(山中)東京出張で、六本木ヒルズの上の方ですごくおいしい食事をいただいたのも思い出です(笑)

ー 増田さんの今はどんなお仕事を?
(増田)外回りの渉外業務です。うちの場合は、金利やキャンペーンをお勧めすることより、担当者がお客様をこまめに訪問してお互いに理解を深め、何でも相談していただける関係を築くことを大切にしています。どんな相談もお受けするので、高齢者の方にケータイの使い方をレクチャーしたりすることも多いですね。自動車のパンクの修理を手伝ったこともあります(笑)。
でも、そういった但陽のスタイルが、かえって今の時代に合っているのかもしれません。預金量はトップクラスで伸びています。

ー 山中さんの今のお仕事は?
(山中)私も仕事の内容は同じです。最近、若いお客さんに「格安スマホに変えようかと思うんだけど」と相談されて、ちょうど自分もいろいろ調べていたところだったので事細かに教えてあげたら、大変喜ばれました(笑)。
もちろん、そうやってお客様に喜んでいただけるのは嬉しいのですが、渉外の経験はまだ浅いので、融資のご相談などになると難しいことばかりですね。特に今は、コロナ感染症の影響を受けている企業のお客様がたくさんいらっしゃいます。もちろん上司に相談して決めることですが、担当者としての意見は求められますし、どう判断するのがお客様のためになるのか…日々模索しています。

ー 播磨出身のお二人にとって、但馬での暮らしはどうですか?
(増田)秘書を1年務めた後、最初3年が生野支店で、和田山支店に移って1年半になります。一言でいうと「住めば都」ですね。私の場合は母方の親戚が養父にいるというご縁もあります。生野支店時代は、住んでいる寮の周辺が仕事の担当エリアだったので、地元に入っていきやすかったですね。もっと閉鎖的な土地柄なのかなと勝手に思っていたのですが、実際住んでみると地元の皆さんが優しく温かく受け入れてくれました。
ー 将来、但馬で暮らしていくことは?
この歳になると、将来のことなども考えるのですが、例えばマイホームを持つとしたら、土地の値段も全然違いますよね。こっちで家庭を持つということも選択肢かなと思うようになっています。

ー 山中さんは?
(山中)私も秘書役の後の配属が生野支店で、増田先輩から担当を引き継ぎました。それまでは生野といえば「生野銀山」くらいしかイメージなかったですし、実際住んでみると周りに何もない(笑)。でも、住みやすくていいところですよ。今は会社の寮に住んでいるので、増田先輩も含めて寮生みんなでわいわい楽しくやっています。
おなじ渉外の仕事でも、本店のある加古川に配属された同期に話を聞くと、仕事の内容がずいぶん違うんです。やはり人の温かさが都市部とは違うので、こちらで仕事できてよかったと思っています。
!上司から一言
増田さんは、明るく爽やかな職員でお客様への対応は安心して任せられます。良い意味で負けず嫌いな一面もあり、目標に対する取組み意欲・意識は高く、営業担当として期待しています。
山中さんは、表面上はあっさりとした感じを受けますが、お客様の役に立ちたいという熱意と営業成績に対するこだわりを持ってバランス良く仕事に取組めています。当店の営業のエンジン役となっている期待の若手職員です。
!取材を終えて
現在の職場こそ違うものの、寮生としても秘書役としてもまさに「直接の先輩後輩」関係のお二人には、強い絆を感じました。「話題になったあのドラマのような派閥争いとか、うちには全くないです」と話す二人の言葉には説得力を感じました!