企業詳細

東海バネ工業株式会社

ものづくり屋さん
住所

〒668-0831 豊岡市神美台157-21

TEL

0796-29-5730

仕事内容

東海バネは、最適の設計・最適の品質でお客様のご要望に完全受注で対応する、 ばね制作の専業メーカーです。 そのばね製品は、各種機械部品からあらゆる工場設備の重要部品、製鉄、発電所、宇宙技術と多彩。ばね一本でお困りのお客様のために今日も奮闘中です

先輩社員に聞いてみた

\ 答えてくれた先輩 /

福島秀康 さん

コイルフォーミンググループ

2019年入社(香住高校~龍谷大卒)

\ 答えてくれた先輩 /

谷口楓雅 さん

プレスフォーミンググループ

2019年入社(出石高校~近畿大卒)

豊岡市東部の「中核工業団地」の広大な敷地に工場3棟を持つ、東海バネ工業。オーダーメイドのばねを作っているメーカーです。現れたのは、とても真面目そうな2人の若きエンジニアでした。学生時代のお話からお聞きしました!

ー 福島さん、まずは学生時代のお話から聞かせてください!

(福島)高校時代の部活はテニス部と絵画部に入っていました。テニスでは但馬でシングルス2位になることができました。絵画部では油絵なんかも描いていました。今でもたまにイラストや漫画を描いています。
授業で化学に興味を持って、大学では理工学部の物質科学科に進みました。卒論のテーマは「アルツハイマー病のメカニズム」についてでした。

ー 谷口さんはどんな学生生活を?

(谷口)高校時代はサッカー部に入っていましたが、読書も好きでした。ミステリーとか、SFとかをよく読んでいました。どちらかというと文系科目の方が得意で数学は苦手だったんですけど、未来の科学に興味があったので、理工学部のロボティクス学科というところに進みました。入ってからも数学は使うのでしんどかったですが、がんばって勉強しました。

ー お二人とも、最初から但馬での就職を考えていたんですか?

(福島)最初は戻るつもりはなかったんです。大阪で、エネルギー系や化学系の会社も受けていました。ただ、親からは地元での就職を勧められ、但馬の企業も調べてみたところ、この会社に興味を持ちました。正直、この会社に受からなければ都会で就職するつもりでした。
(谷口)大阪での合同企業説明会で初めてこの会社のことを知りました。話を聞いてみると、バネを作っているといっても、オリジナルのものや数少ないものなど、「よそが作っていないもので勝負する」という姿勢に惹かれ、この会社に行きたいと思いました

ー 福島さんの今のお仕事について教えて下さい!

(福島)コイルバネの熱処理をしています。巻かれたバネを炉で900℃に熱して油で冷やし、さらに450℃で焼き戻してまた水で冷やす、という工程です。これでバネに適当な硬度を持たせるんですね。軟らかすぎるとバネに必要な反発力が出ませんし、硬くなりすぎるとバネは折れやすくなります。
炉の中で熱しながらバネを動かして、均一に熱が加わるようにしないといけないのですが、これが難しいんです。バネの形や材質によって条件が変わってくるので、常に動かす加減やタイミング考えながら作業しないといけないんです。

ー 谷口さんの今のお仕事は?

(谷口)私は板バネを作っています。板バネを作るには、金属の板をカットして、それを曲げ、さらにいろいろな加工をしていくのですが、材料の管理から切断、加工まですべて担当しています。
オーダーメイドのバネを作っているうちの会社でも、特に板バネは形も材質もさまざまなものがありますし、穴や溝などの加工が必要なことも多いので、加工方法や材料の知識など、日々勉強です

ー 入社して一年半、何か一番の思い出はありますか?

(福島)最近のことなんですけど、航空宇宙関係のバネの製造を手伝いました。やはり、自分の作ったバネが宇宙に行くんだと思うと、誇らしい気持ちになりましたね。

ー 宇宙ですか??すごい、、、!

ー 谷口さんは?

(谷口)1年目でバネの調整工程を担当していた時、ものすごく加工が難しい素材がありました。プレスで曲げてもうまくいかないので人の手で曲げるんですが、全くどうやっていいのかわからず、2時間かけて3本くらいしかできませんでした。その時隣りで作業していた先輩は1分に1本くらいのペースで作っていたんです。経験と技術のすごさを、思い知らされました。

ー 単純計算すると、、、40倍の速さですか?!

ー この会社の面白いところを是非教えて下さい!

(福島)社内でのイベントが多くて、他部署の人ともコミュニケーションをとれるのがいいですね。「家族感謝DAY」というのがあって、大阪勤務の人も含めて家族連れで集まって、焼肉バーベキューとか、縁日の屋台みたいなのとか、盛り上がるんです。
(谷口)部署を横断するプロジェクトがいろいろあって、若手社員も参加して意見を言えるんです。いま話に出た「家族感謝DAY」の実行委員会や、工場見学について考える「おもてなし委員会」というのもありますし、作業改善のアクションプランを作るプロジェクトもあります。そういう場で意見を出せることで、会社の一員なんだという実感を持てますね。

!上司から一言

福島さんは「愚直」といってもいいほど真面目で、言ったことは必ずやり遂げ、寡黙に熱心に仕事に取り組んでいます。技量の求められる仕事ながらミスも無く、自分なりに分析したり考えながら仕事に取り組んでいるのがよく分かります。
谷口さんはとても物静かな印象ですが、見た目通り真面目で、担当する板バネの材料切断作業を確実にこなしています。本来の担当業務に留まらず、積極的に機械加工にも挑戦しています。会議や打合せの場で鋭い意見を発する姿は、入社2年目とは思えないほどです。

\ 福島さんから後輩たちへのメッセージ /

(福島)大学生の人にとっては「卒論」というのが人生で一番大変な「大きな壁」になるかと思いますが、これにちゃんと取り組み、乗り越えたことが自分の経験になりました。その経験は社会に出た後もきっと役に立つと思います。

\ 谷口さんから後輩たちへのメッセージ /

(谷口)自分の「得意なこと」と「やりたいこと」と、どちらの道に進むか迷ったら、「やりたいこと」の方に進んでほしいと思います。仮に苦手なことであっても、「やりたいこと」に必要であれば身が入るし、克服できると思います。私にとっての数学がそうでした。苦手を克服してやりたいことができれば、その経験も自分の財産になると思います。

!取材を終えて

見るからに真面目そうな二人でしたが、話を聞くと本当に真面目で、モノづくりに携わる誇りと向上心が言葉の端々から感じられました。取材に立ち会った先輩社員の皆さんが「最近の新人は本当に優秀なんですよ」と笑っていたのが印象的でした

※この記事は2020年10月に取材したものです。

質問・感想

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