
株式会社由利

〒668-0011 豊岡市上陰164-5
0796-23-5201
企画から製造、販売までを手掛ける鞄のメーカーです。
先輩社員に聞いてみた
\ 答えてくれた先輩 /
植田 嶺 さん
製造部
2018年入社(大商大堺高校~阪南大学卒)
\ 答えてくれた先輩 /
大塚 未来 さん
製造部
2020年入社(倉吉西高校~流通科学大学卒)
\ 答えてくれた先輩 /
忠政 大起 さん
製造部
2020年入社(小野高校~広島大学卒)

ー 植田さんは大阪の堺市出身ということで、なぜ豊岡に?
(植田)アパレル業界志望だったので、就活ではアパレルを中心に探していました。そんな中、この会社なら自分で企画して物を作れると感じたので、ここに決めました。場所にとらわれず行きたいと思える会社に行こうと考えていたので、豊岡に来ることにためらいはありませんでした。

ー 大塚さんは鳥取県の出身とお聞きしたのですが、帰ることも考えられたのでは?
(大塚)大学は神戸でしたし、もともと鳥取に帰ることはそれほど考えていませんでした。私もファッション系に興味があったので、その分野でメーカーや商社などいろいろ回ってみたのですが、やはり企画から製造、販売まで一貫して携われることに一番魅力を感じてこの会社を選びました。

ー 忠政さんは兵庫県の中でも、なぜこの会社に?
(忠政)たまたま神戸であった就活イベントでこの会社に出会って、率直に「いい会社だな」と感じました。一就活生の自分に対しても一人の人間として接してくれたこと、皆さんが前向きに仕事されていることが伝わってきたことがその理由でしたね。私はもともと就活ではカバン作りとかそれほど考えていなくて、保険業界なんかも受けていたんですが、それ以降、モノ作りというのは自分のしたことが形になって世に出ていくいい仕事だなと思うようになりました。
皆さん、まさにこの「株式会社由利」に惹かれたわけですね!

ー 入社3年目の植田さん、今のお仕事は何を?
(植田)今は班長として、生産ラインの管理業務を行っています。
ー …3年目で班長さんですか?!
もちろん、自分で縫製も行いますが、作業工程をチェックしてスムーズに進むようにコントロールするのが仕事です。生産ラインというのは流れが大切で、うまくいかないと納期が遅れます。そこまでいかなくても、ラインが少し滞っただけでも作業する人のストレスになりますので、それを無くすることがいいカバンを作ることにつながると考えています。

ー ではでは、入社1年目のお二人は何を?
(大塚)私は営業職志望なんですが、今は研修中なので、縫製前の皮の加工や傷の修正などをしています。原点であるカバン作りをしっかり学んでから配属されると聞いています。カバンに使う素材のチェックも担当していますが、革素材というのは1枚として同じものはなく、大なり小なり傷や癖はあるので、どこまでがOKでどこからが不良品となるのか、判断が難しいです。

ー 忠政さんは?
(忠政)同じく研修中です。革の加工という作業は非常にシビアです。例えば染色液を革の切り口に塗る作業など、はみ出たら即不良品となってしまうので不器用な私には難しいのですが、一生懸命カバンについて勉強しています。
ー まず鞄についてすべてを知ることからはじまるんですね!

ー そんな皆さんの学生時代はどんな学生でしたか?
(植田)高2から大学を出るまで、同じ飲食店でずっとアルバイトしていました。調理を担当していたので、いろんな料理を作れるようになりました。今では魚もさばけますよ(笑)
(大塚)高校・大学を通じて、ボランティア活動に取り組んでいました。食事の配給や子どもたちと遊んだりする活動でフィリピンにも行きましたが、現地を実際に見て、自分の価値観が変わる体験になりました。
(忠政)高校時代は空手道部に所属していました。最初は弱くてレギュラーにもなれなかったのですが、最後の大会では兵庫県16強にまで入ることができました。受験勉強との両立は大変でしたが、困難に最後まで向き合えば結果は出るということを学びました。
!上司から一言
三人とも、期待の若手です!若いうちに分からないうちはどんどん聞いて学んでいってください。
!取材を終えて
ここでは新卒社員のほとんどが但馬以外の出身だそうで、取材に立ち会ってくれた中堅社員の方も宝塚市出身だとのことでした。それだけの人材を集める「由利」という会社のブランド力の高さを感じました!